自分の話しかしない人がいかに醜悪かを書きながらも、 中身は、自画自賛のオンパレード。 見城さんはこんなに自分で書かなくても、 周囲がそのすごさは語ってくれる。 なぜそんなに自分で自分の凄さを語りたがるのか。 (どこかで聞いたエピソードばかり。どんだけ語る) それは実は不安だからだろう。 ろくな文学を出していないことへのコンプレックスだろう。 認められたい、だが、認められない。 そしてこんな本を出してしまう――。 羞恥心の大事さを教えてくれる1冊。 藤田氏の太鼓もち具合もすさまじい。 いかにも書きにくそう。 なぜなら見城氏はとても 他人を萎縮させる存在だからだ。 ホテルマンは天気の話をする...